2024年3月期 通期決算の概況
当期の連結業績は、前期比増収、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は減益となりました。
●連結売上高は、ファインケミカルズ事業領域が前期を下回ったものの、モビリティ＆イメージング事業領域、ライフサイエンス事業領域が前期を上回り、2,017億９千１百万円と前期に比べ34億１千１百万円（1.7％）増加しました。
●連結営業利益は、原材料価格高騰の影響、ファインケミカルズ事業領域の売上高減少に加え、医薬事業のアンハート社への契約締結一時金60億円の支払いに伴う販管費の増加により、73億３千７百万円と前期に比べ141億６千８百万円（65.9％）減少しました。
●連結経常利益は、為替差益26億円等を計上したものの、125億６千２百万円と前期に比べ104億６千３百万円（45.4％）減少しました。
●親会社株主に帰属する当期純利益は、投資有価証券評価損やクリーナー事業に係る無形固定資産の減損損失等により、41億１千３百万円と前期に比べ108億７千１百万円（72.5％）減少しました。
※セグメント利益については、2020年3月期までは全社費用配賦後の営業利益を、2021年3月期より全社費用配賦前の部門営業利益をセグメント利益として開示しています。
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