経営成績(2024年3月期第3四半期)

売上高 1,158 億円(前年同期比 +8.2 % )
営業利益 191 億円(前年同期比 +8.0 % )
経常利益 224 億円(前年同期比 +4.6 % )
親会社株主に帰属する当期純利益 161 億円(前年同期比 +1.7 % )
売上高
  • ※2021年度から「収益認識に関する会計基準」を適用しております。
営業利益
経常利益
親会社株主に帰属する当期純利益
売上高は、前年同期と比べ8.2%増加し、115,826百万円となりました。

売上原価は、売上高の伸長と原料生薬調達コストの上昇、原資材価格の高止まり、円安の影響等により前年同期と比べ11.5%増加し、60,767百万円となりました。売上原価率は、前年同期と比べ1.6ポイント上昇し、52.5%となりました。

販売費及び一般管理費は、前年同期と比べ3.1%増加し、35,915百万円となりました。主に研究開発費及び漢方バリューチェーンのDX化に向けたシステム関連費用の増加によるものです。販管費率は、前年同期と比べ1.5ポイント低下し、31.0%となりました。

以上の結果、営業利益は前年同期と比べ8.0%増加し、19,143百万円となりました。営業利益率は、前年同期と比べ0.1ポイント低下し、16.5%となりました。経常利益は、前年同期と比べ4.6%増加し、22,400百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期と比べ1.7%増加し、16,151百万円となりました。

セグメント情報

国内事業

売上高
  • ※2021年度から「収益認識に関する会計基準」を適用しております。
営業利益
国内事業の売上高は、前年同期と比べ5.8%増加し、101,929百万円となりました。

医療用漢方製剤129処方の売上高は、循環器領域や不安・不眠・めまい等に関連する処方が継続して伸長した結果、前年同期と比べ6.2%増加しました。

また、国内事業の一般用漢方製剤等の売上高は、第2四半期までの風邪症状に関連する処方等の品薄の影響により、前年同期と比べ1.7%減少し、3,302百万円となりました。なお、品薄状態は解消しつつあります。

中国事業

売上高
  • ※2021年度から「収益認識に関する会計基準」を適用しております。
営業利益
中国事業の売上高は、原料生薬と飲片(刻み生薬)の販売を中心とする生薬プラットフォーム(平安津村薬業有
限公司、深セン津村薬業有限公司等)の売上高が大きく伸長した結果、前年同期と比べ29.6%増加の13,896百万円
となりました。

財政状態(2024年3月期第3四半期)

総資産
負債・純資産
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は418,272百万円で、前連結会計年度末に比べて21,459百万円の増加となりました。流動資産は、受取手形及び売掛金の増加等により、前連結会計年度末に比べて10,404百万円の増加となりました。固定資産は、有形固定資産、無形固定資産及び投資有価証券の増加等により、前連結会計年度末に比べて11,055百万円の増加となりました。

負債合計は121,144百万円で、主に支払手形及び買掛金の減少等により前連結会計年度末に比べて3,422百万円の減少となりました。なお、固定負債に表示していた社債のうち、償還予定が1年以内になった15,000百円を流動負債に振り替えております。

純資産合計は297,127百万円で、前連結会計年度末に比べて24,881百万円の増加となりました。株主資本は、利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べて9,710百万円の増加となりました。その他の包括利益累計額は、為替換算調整勘定の増加等により、前連結会計年度末に比べて9,265百万円の増加となりました。また、非支配株主持分は、前連結会計年度末に比べて5,905百万円の増加となりました。

以上の結果、自己資本比率は1.3ポイント増加して、64.8%となりました。

業績見通し(2024年3月期)

※2024年2月6日に通期連結業績予想を修正しております。
売上高 1,520 億円(前年同期比 +8.5 % )
営業利益 195 億円(前年同期比 -6.8 % )
経常利益 224 億円(前年同期比 -4.5 % )
親会社株主に帰属する当期純利益 162 億円(前年同期比 -1.7 % )
ROE 6.2 %
1株当たり当期純利益 213.15
provided by StockWeather.com,Inc.