経営成績(2025年3月期第1四半期)
売上高:13,204百万円(前年同期比+13.6%)
営業利益:-8百万円(-)
当第1四半期連結累計期間の売上高は、セキュリティソリューションサービス事業(SSS事業)は診断サービスや運用監視サービスなどが拡大し、またシステムインテグレーションサービス事業(SIS事業)は開発サービスやHW/SW販売などが伸長したことにより、13,204百万円(前年同期比13.6%増)となりました。
利益面では、来期以降の中長期的な利益貢献に向け、本社平河町オフィスの減床等の契約更改に伴う一時費用を計上したことなどにより、営業損失は8百万円(前年同期は営業損失1百万円)となりました。経常損失は持分法による投資損失の改善もあり、24百万円(前年同期は経常損失46百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は37百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失56百万円)となりました。
(単位:百万円)
セグメント情報
セキュリティソリューションサービス事業(SSS事業)
売上高:5,639百万円(前年同期比+11.4%)
セグメント利益:85百万円(同-50.4%)
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セキュリティコンサルティングサービスは、標的型メール訓練の案件拡大などで教育・訓練サービスは増加したものの、緊急対応サービスが減少したことなどにより、売上高は681百万円(前年同期比8.0%減)となりました。
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セキュリティ診断サービスは、主力のWebアプリケーション診断サービスやプラットフォーム診断サービスが好調に推移したほか、潜在的な脅威を調査するペネトレーションテスト案件が拡大したことなどにより、売上高は641百万円(同66.4%増)となりました。
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セキュリティ運用監視サービスは、特定企業向けに高度な対策を行う個別監視サービスや内部不正監視サービスなどが伸長したことにより、売上高は1,676百万円(同13.6%増)となりました。
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セキュリティ製品販売は、サービス妨害型攻撃にも対応したWebセキュリティ対策向け製品や、潜在的な脅威情報を収集・分析する製品などが拡大したことにより、売上高は2,437百万円(同6.6%増)となりました。
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セキュリティ保守サービスは、クラウド対応製品の拡大等で需要が縮小している影響はあるものの、既存案件等が伸長したことにより、売上高は201百万円(同15.1%増)となりました。
売上高
(単位:百万円)
システムインテグレーションサービス事業(SIS事業)
売上高:7,565百万円(前年同期比+15.4%)
セグメント利益:1,012百万円(同+26.3%)
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主力ビジネスである開発サービスは、大手銀行や公共向け案件などが拡大したことにより、売上高は4,500百万円(前年同期比8.3%増)となりました。
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HW/SW販売は、クラウドサービスの拡大等で需要は縮小しているものの、大型案件の獲得等により大幅に伸長し、売上高は1,184百万円(同71.0%増)となりました。
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IT保守サービスは、更新案件等が堅調に推移したことにより、売上高は1,094百万円(同7.4%増)となりました。
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ソリューションサービスは、サイバーセキュリティ対策にも寄与するクラウドソリューション製品の販売が拡大したことにより、売上高は786百万円(同13.9%増)となりました。
売上高
(単位:百万円)
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